DiAPLEX® 高防水性 高透湿性

オールコンディショニング対応

①ディアプレックスを構成するポリマー分子は、温度によってミクロブラウン運動を起こす性質を持ちます。
この運動は温度が高くなるほど活発んあり、無孔質素材にもかかわらず、互いのポリマー分子間に隙間を生じます。これがディアプレックスの知性の秘密なのです。温度変化に対応し、隙間が柔軟に変化することで、ウェア内湿度を左右する水蒸気分子の透過量をコントロールします。

②ディアプレックスは、ウェア内の温度が低いときには、空気や水蒸気分子の透過をシャットアウトし保温へと働きます。一方、ウェア内の温度が上昇してくると、ミクロブラウン運動が活発になり、空気や水蒸気分子を積極的にウェア外部へと放出する透湿機能を発揮しはじめます。環境の変化を常に感知しながら、素材自体の性質を自在に変化させることで、快適なウェア着用状況を生み出すフレキシブル・バリア機能。知性と意思を持ったディアプレックスが実現しました。これからは、着用者に代わってウェア自身が自然への適応力を身につけます。

③ディアプレックスは、物理的な孔を持たない無孔膜です。物理的な孔を持つ多孔膜とは違い、理論上ウイルスバリア性クラス6よりも、さらに小さなコクサッキーウイルス(手足口病)、バルボウイルス(りんご病)や、ヘモグロビン分子までも、通過できません。また孔がないので目詰まりなどによる機能低下も少なく、お手入れも簡単です。